天国と地獄の銀行からの借り入れ

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私は2度大きな借り入れを銀行からしました。
一度目は地獄の借金。
二度目は天国の借金。
一度目は、まだ社会人になって3年目の頃に父親が脳卒中で倒れてしまったのが始まりでした。
父親が倒れて検査した結果、腹部の癌が頭部に飛んで生じた脳卒中だったことがわかり、そこから闘病が始まりました。
初めは余命が半年ほどと言われたのも有り、家族全員で思い出作りや食べたいと言った物を買ってくるなど異常なほど甲斐甲斐しく看病をしていました。
でも父は予想に反して2年もの長き間を頑張りました。
半年だと思っていたので、それ以上の費用は無く最初は消費者ローンから借りては返しを繰り返してたのですが、まとまった額が無いとどうしようもなくなってしまったので、私が上場企業に勤めていたのもあり銀行でおまとめローンをしました。
その額は400万にもなりました。
これが地獄の始まりでした。
400万あっても、父親は保険も入っておらず、入院費や母親の生活費などであっという間に無くなり父が死を迎える直前には、もうこれから先どうすればいいんだ状態になってしまいました。
父が死んだときは、逆に無事逝かせられたと安堵しました。
でも待っていたのは払いきれない借金。結局は自己破産をすることになりました。

それから20年。
私も40になり結婚をして子供を授かり借金もまったくしないでいました。
妻から子供も出来たことだし、一戸建てを買って引っ越さないかと提案されました。
破産から10年もたったころにはカードも持てるようになってはいたものの、家を購入することはできるか?と一瞬不安がよぎりました。
銀行に出向いて相談したところ、職業も安定していて何も問題なく借り入れができることが判明しました。
この家を購入する借金こそ天国の借金だと思いました。

この経験から、一度目は先が見えない、もがいて、なんとか長引かせるためだけの借金だったなと思います。
借金に借金を重ねる人がだいたいこのパターンが多く、借金の原因になる事柄が継続していたり辞められなかったりで
負の要素が無くならないのが起因する借金が一番地獄です。
二度目の借金は、事前にライフプランナーなどとも話し、計画性もあり、完済までの道のりも、なにかあった時の対処(団信)もある借金。
負の要素が継続して発することも無い計画性のある借金が天国な借金だと結論づけました。